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株式会社阪村テクノロジーセンター
地域 | 山城, 久世郡 |
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業種 | 26:生産用機械器具製造業 |
50音 | サ行 |
我社の仕事
1965年(株)阪村機械製作所は、ボルトやナットなど、比較的簡素な形状をした金属パーツの量産機(=パーツフォーマー)を開発し、市場に進出しました。以降、百試千改の時を越え、昭和40年代中頃から、自動車パーツなど、より複雑な形状をしたパーツも成形できる機能が開発され、個々のユーザーが望まれる製品形状・精度にまで、成形できる金型も生まれました。フォーマー導入後のお客様より、圧造計画について、ご相談をいただく件数は増え続け、1994年8月、当社の前身である(株)阪村機械製作所 技術部より独立専業しました。新規圧造計画の製品検討から、金型設計、製造、試作、量産中の金型寿命・精度対策まで、豊富な圧造ソフト蓄積を有し、最新の技術でお応えしています。
自慢の逸品
写真は、HIT-1コーティングされた部品です。お客様からの金型の長寿命化のご要望にお応えするため、自社開発ブランドとして誕生しました。特長としては、高硬度・高耐熱性・潤滑性・耐摩耗性に優れたコーティングで、金型の長寿命化が可能となります。特に穴抜きピン、押出しピンにご好評頂いております。
技術者の思い
お客様―すなわち社会の皆様に、ご満足いただくためには、最良の製品品質はもちろんのこと、社会の動きや拡大するニーズに、柔軟に対応することが必要だと考えます。
例えば、お客様の圧造化計画では、予想される問題点を事前に処理し、素早い立ち上げをお約束します。さらに、製品精度や工具寿命など、今起こっている問題を、金型に限らず、フォーマーライン全体から解決にあたります。
例えば、お客様の圧造化計画では、予想される問題点を事前に処理し、素早い立ち上げをお約束します。さらに、製品精度や工具寿命など、今起こっている問題を、金型に限らず、フォーマーライン全体から解決にあたります。
製造プロセス
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設計
当社の豊富な圧造ノウハウと鍛造解析システム(CAE)のシュミレーション結果により、最適な金型構造を検証し、製品図、工程図、組立図を作成後、部品図を作成します。 -
部品加工
金型の部品となる材料を加工していきます。加工された部品は、自社内で真空熱処理炉を使用して鋼の焼入れを行います。 -
組立・仕上げ
出来上がった金型部品を組立て、旋盤、フライス、放電加工機等の工作機械を使用して、金型を作り上げて行きます。 -
検査・出荷
出来上がった金型が、既定の寸法で出来上がっているか、ひとつひとつ検査を行います。検査合格した金型はお客様へ出荷されます。 -
試作確認
お客様に納入した金型で設計通りに部品生産が出来るかどうかを確認するため、試作立会いを行います。
どんなところに使われているの?
当社の金型で製造された部品は、自動車業界や建設業界などさまざな業界で使用いただいています。
ものづくりを支える仕事
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製造部門
本社工場と第2工場の2つの工場があります。
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PVD表面処理装置
PVD表面処理ラインを自社内に完備しています。コーティング膜厚まで管理し、高精度を実現し、納期短縮にもつながっています。
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真空熱処理炉
金型に使用する部品の強度を高めるために鋼の熱処理を行います。真空熱処理ラインも自社内に完備しており、安定した後加工を実現しました。
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検査・出荷部門
完成した金型を、入念に検査を行い、お客様へ出荷して行く部門です。
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事務所
営業、設計などの事務部門は、仕切りがないワンフロアとなっており、各部門間のコミュニケーションがとりやすくなっています。
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太陽光発電
本社工場、第2工場に太陽光発電を設置し、電力を賄い、環境負荷低減に貢献しています。
会社概要
事業内容 | 金属加工用金型の設計、製作、販売 |
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設立 | 1994年8月 |
代表者 | 代表取締役 安井 且好 |
所在地 | 〒613-0035 京都府久世郡久御山町下津屋富ノ城31-1 |
電話番号 | 0774-43-7005 |